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観葉植物の飾り方|置き場所と高さで、部屋がすっきり見える配置のコツ

植物が増えるのはうれしいのですが、私は買うたびに空いている床へ並べていて、ある日ふと部屋を見回して「散らかって見える」と気づきました。一鉢ずつはかわいいのに、全部同じ高さで床に置かれていると、ただ物が多い部屋になるんです。飾り方を変えてからは、鉢の数はほとんど変わっていないのに部屋がすっきりして見えるようになりました。ここでは、高さの散らし方・鉢のそろえ方・置きたい場所と日当たりの折り合いのつけ方をまとめています。
散らかって見える原因は、たいてい「全部同じ高さ」
植物が増えてきたのに部屋がおしゃれに見えない。その原因の多くは、鉢の数でも種類でもなく、ぜんぶ床に置かれていることだと思っています。 私の部屋がまさにそうで、買うたびに空いている床へ足していたら、目線の高さに何もなくて 足元だけがごちゃついた状態になっていました。
やることはシンプルで、高さを3段に散らすだけです。
- 低い(床):背の高い株や大きめの鉢。部屋の角や家具のすきまに1つ
- 中くらい(棚・テーブル・スタンドの上):目線より少し下。いちばん目に入る特等席
- 高い(吊るす・棚の上段):垂れるタイプの株。空間の上のほうに緑が入ると、 部屋全体が締まって見えます
鉢を増やさなくても、いま持っている鉢の置く高さを変えるだけで見え方が変わります。 プラントスタンドを1つ買うと、床置きの鉢をそのまま「中くらい」に持ち上げられるので手軽です。
Amazonで「プラントスタンド」を見る鉢の色と素材をそろえると、それだけでまとまります
もう1つ効くのが、鉢のトーンをそろえることです。 植物の種類がばらばらでも、鉢が白なら白、テラコッタならテラコッタで揃っていると、 不思議とまとまって見えます。逆に、鉢の色も素材も全部違うと、植物より鉢のほうが主張して しまいます。
全部を買い替える必要はありません。鉢カバーをかぶせるだけでもトーンは揃います。 素材の選び方や、安っぽく見えない鉢の条件はおしゃれな鉢・プランターの選び方にまとめました。
8種でみる、目を引く種と組み合わせやすい種
どれをどこに置くか迷ったら、診断の点数に使っているインテリア映えを 目安にすると決めやすいです。
点数が高いパキラ・モンステラ・ガジュマル・アレカヤシ・チランジア(エアプランツ)は、1鉢だけでも目を引くタイプです。 部屋に入って最初に視線が行く場所——ソファの横やテレビの脇、玄関を入った正面などに置くと、 その1鉢で空間が決まります。あちこちに散らすより、見せ場を1つ作るほうが効きます。
点数が控えめなサンスベリア・ポトス・ペペロミアは、かたちが素直で他の鉢と組み合わせやすいタイプです。棚の上に2〜3鉢まとめたり、大きな株の足元に添えたりする役回りが向いています。 「主役を張らない」ことは弱点ではなく、部屋の中では必要な役です。
置きたい場所と日当たりが合わない、をどうするか
ここがいちばん悩ましいところです。飾りたい場所ほど、たいてい日当たりが悪い。 テレビボードの上、玄関、廊下、トイレ。どれも「あったら素敵だな」と思う場所ですが、 多くの植物にとっては暗すぎます。
折り合いのつけ方は2つです。
- 暗さに強い種を、その場所用に選ぶ。耐陰性が高いのはポトス・パキラ・モンステラあたりです。 暗い部屋向けの選び方は日当たりが悪い部屋でも育つ観葉植物に まとめています
- 「飾る場所」と「育てる場所」を分ける。ふだんは窓ぎわで育てて、人が来るときや週末だけ見せたい場所に移す、という運用です。 数日の移動なら株への負担は小さいので、暗い場所に置きっぱなしにするより現実的です
やってはいけないのは、置き場所を決めてから無理に合わない種を置くことです。 見た目で選んだ株を暗い場所に据えて、数週間かけて弱っていくのを見るのはつらいです。 どの環境にどの種が合うかは、4つの質問の診断でも確認できます。
数を増やすなら「まとめる」。並べない
鉢が増えてきたら、等間隔に並べるのをやめて、2〜3鉢を寄せて1つのかたまりにすると 見違えます。高さの違う鉢を寄せると、それだけで「飾ってある」感じが出ます。 等間隔に並べると、どうしても売り場っぽく見えてしまうんですよね。
寄せるときは、高さ・葉のかたち・鉢の高さのどれかに差をつけるのがコツです。 背の高い株の足元に小さい鉢、垂れる株を少し高い位置に。この組み合わせだけで様になります。
最後に、見た目より優先してほしいこと
飾り方の話をさんざんしておいてなんですが、エアコンの風が直接当たる場所だけは 避けてください。ここは見た目とは関係なく、株が確実に弱ります。 葉先が茶色くカサついてきたら、たいてい風か乾燥が原因です (葉の症状から原因を見分けるガイド)。
それから、人がよく通る動線に大きな鉢を置かないこと。 毎日ぶつかる場所にあると、葉が傷むだけでなく、こちらもだんだん邪魔に感じてきます。 好きで迎えた植物を邪魔に思いたくないので、私はここだけは先に決めるようにしています。
季節によって日の入り方は変わります。夏と冬で置き場所を見直す考え方は夏越し・冬越しのお手入れガイドにまとめました。
「この種類は吊るす?床に置く?」と種類ごとに迷ったら、種類別の飾り方ガイドに1種ずつまとめています。
玄関は室内だけでなく、外に木を植えて「顔」をつくる手もあります。根で地面が持ち上がりにくい木の選び方は玄関におすすめの木の選び方で紹介しています。