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日当たりが悪い部屋でも育つ観葉植物まとめ

「うちは日当たりが悪いから、観葉植物は無理かも……」そう思って諦めていませんか?私も最初はそう思っていたひとりです。でも実は、耐陰性の高い植物を選べば、日当たりに自信がない部屋でも十分に緑のある暮らしを楽しめます。ここでは、日当たりが悪めの部屋でも育てやすい植物を紹介します。
そもそも「日当たりが悪い」ってどのくらい?
人によって思い浮かべる暗さがけっこう違うので、先にそろえておきます。 このページで「日当たりが悪め」と呼んでいるのは、だいたいこんな場所です。
- 北向きの部屋 — 直射日光は入らないけれど、日中は本が読めるくらいの明るさ
- 窓から離れた場所 — 部屋の奥の棚、廊下、洗面所など
- レースカーテン越しの光 — やわらかい光が一日じゅう入る「明るい日陰」
逆に、昼間でも照明をつけないと手元が見えない場所は、 さすがにどの植物にとってもつらい環境です。そこに置きたい場合は、 後半に書いた「置きっぱなしにしない」工夫のほうを読んでみてください。
耐陰性が高い順に、8種を見ていきます
数字は耐陰性(暗い場所での育ちやすさ)の目安で、5がいちばん暗さに強いという意味です。 診断で使っている値をそのまま出しています。
ポトス耐陰性 5 / 5まず試すならこれ
このサイトの8種のなかでいちばん暗い場所に強いのがポトスです。北向きの部屋、窓から離れた棚、廊下、洗面所。「ここはさすがに無理かな」という場所でも、意外と平気な顔で育ってくれます。値段も手ごろなので、私も最初の一鉢はこれにしました。
ただし「暗くても枯れない」であって「暗いほうが好き」ではありません。暗い場所に長く置くと、斑がぼやけて緑一色に近づいたり、葉と葉の間隔が空いてつるだけが伸びたりします。たまに明るいところへ移してあげると、見ちがえるほどきれいになります。
パキラ耐陰性 4 / 5明るい日陰の優等生
パキラは明るい日陰でよく育ち、しかも乾燥に強い。レースカーテン越しの光が入るくらいの場所なら、かなり気持ちよく育ってくれます。幹の編み込みと手のひらのような葉で見ばえもするので、「日当たりは自信ないけど、部屋の主役がほしい」という人にはこれをおすすめしたいです。
ペットがいるお部屋でも選びやすい種類なのも、地味にありがたいところです。
モンステラ耐陰性 4 / 5日陰でも育つが、生長はゆっくり
モンステラはもともと直射日光が苦手で、明るい日陰がちょうどいい植物です。暗めの部屋でも育ちますが、そのぶん生長はゆるやかになります。私の感覚では「枯れはしないけれど、新しい葉がなかなか出ない」という感じ。
暗い場所に置くと、あの深い切れ込みが入らない葉が出てくることがあります。切れ込みの入った大きな葉を楽しみたいなら、できるだけ明るい場所を用意してあげてください。
サンスベリア耐陰性 4 / 5耐陰性はあるが、本当は日光が好き
サンスベリアは耐陰性もあるのですが、本来は日光が大好きな植物です(日ざしへの強さは5段階で5)。暗い部屋でも枯れはしませんが、生育はゆっくりになります。
水やりを忘れがちな人には最高の相棒なので、暗い部屋に置くなら「育てる」というより「置いておく」くらいの気持ちのほうが、お互い幸せかもしれません。
ペペロミア耐陰性 4 / 5暗さに強くて、しかも小さい
ペペロミアは耐陰性が高めなうえに株がコンパクトなので、「窓から離れた棚の上」のような場所にいちばん収まりがいい植物です。厚い葉が水をためてくれるので、水やりを忘れがちでも育ちます。暗い部屋にちょうどいい性質が全部そろっている、というのが私の印象です。
むしろ直射日光のほうが苦手で、夏の窓ぎわに出すと葉が白く抜けてしまいます。「明るくしてあげよう」と張り切らないほうがうまくいく、めずらしいタイプです。犬・猫に対して非毒性とされているのも、置き場所の自由度が上がってありがたいところ。
チランジア(エアプランツ)耐陰性 3 / 5暗さより「風」を気にしてあげたい
チランジアの耐陰性は真ん中くらい。極端に暗い場所では厳しいですが、日中に本が読めるくらいの明るさがあれば育ちます。鉢も土も要らないので、明るい場所へひょいと移動させやすいのも強みです。
暗い部屋で気をつけたいのは、光よりも風のほうです。チランジアは水やりのあとに乾く必要があるので、空気がよどんだ場所に置きっぱなしにすると株の中心から腐ってしまいます。暗くて風も通らない場所に飾りたいなら、そこは考え直したほうがいいです。
ガジュマル耐陰性 2 / 5暗い部屋にはあまり向きません
ここは正直に書きます。ガジュマルは日光が大好きな木で、暗い部屋にはあまり向きません。日照が足りないと枝がひょろひょろ伸びて、あのぷっくりした幹の魅力も出にくくなります。
日当たりのよい窓ぎわを用意できるならとても楽しい木なので、暗い部屋では無理に選ばないほうが無難です。
アレカヤシ耐陰性 2 / 5暗い部屋にはあまり向きません
アレカヤシもガジュマルと同じ側です。明るい間接光を好む植物なので、暗い場所に置くと葉の色が薄くなって、株全体がだらんと開いてきます。
「ペットがいるから大きい鉢はアレカヤシしかない」という事情で選ぶ場合は、せめてレースカーテン越しの光が入る場所を確保してあげてください。それが難しいなら、同じくペットに安全とされていて耐陰性も高いペペロミアのほうが、お互い幸せだと思います。
日当たりが悪い部屋で育てるコツ
植物を選んだら、あとは置き方でずいぶん変わります。私が続けていて効果を感じているのは、この3つです。
- ときどき明るい場所へ移動させる。 ずっと暗い場所に置きっぱなしにせず、 週末だけ窓ぎわに出す、といった「日光浴の日」をつくるだけでも違います。 ただし急に直射日光へ出すと葉焼けするので、レースカーテン越しから慣らしてください
- 植物育成ライトを使う。 どうしても光が足りない場所なら、これがいちばん確実です。 最近はクリップ式や電球型で、部屋の雰囲気を壊さないものが増えました
- 水やりの回数を減らす。 ここが見落とされがちです。 暗い場所は蒸散が少なく、土がなかなか乾きません。明るい部屋と同じペースで水をやると 根が傷みます。土の表面が乾いてからを、いつもより慎重に守ってください
私も昔、暗い場所に置いた鉢を「元気がないから」とせっせと水をやって、 かえって弱らせてしまったことがあります。暗い部屋では、水は少なめが正解です。
迷ったら診断で、Q1「あまり当たらない」を選んでみてください
4つの質問の診断のQ1「お部屋の日当たりは?」で「あまり当たらない」を選ぶと、耐陰性の高い種に配点が寄るので、 ポトスやパキラ、ペペロミアのような暗さに強い植物が上位に出ます。 お世話にかけられる手間やペットの有無も一緒に見るので、 「暗い部屋だけど、水やりは忘れがち」といった条件でも答えが出ます。
ちなみに、日当たりが悪い部屋は土が乾きにくくコバエが出やすいという別の悩みもあります。 そちらは観葉植物の虫対策ガイドにまとめました。