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3連休でやっておきたい観葉植物のお手入れ|1日目・2日目・3日目に分ける秋の過ごし方

3連休が近づくと、私は「今度こそ鉢をちゃんと見てあげよう」と思います。でも、いざ休みに入ると何から手をつければいいのか分からなくて、ながめて終わる。そんな連休がいちばんもったいない気がしています。そこで、3日間でやることを先に決めてしまうことにしました。1日目は点検と掃除、2日目は冬支度、3日目は模様替え。秋の連休には、あえて手を出さないほうがいい作業もあります。そこも含めて、順番にまとめました。
連休は「まとめてやる」のにちょうどいい
ふだんの平日は、どうしても水やりだけで終わってしまいがちです。 鉢を一つずつじっくり見る時間なんて、なかなか取れませんよね。 だから私は、秋の3連休を「まとめてお世話する日」にするのがちょうどいいと思っています。
ただ、全部を1日で片づけようとすると、きっと途中で気が重くなります。 なので、1日目は点検と掃除、2日目は冬支度、3日目は模様替えの3つに分けてみてください。 1日にやることを絞れば、無理なく進められると思います。
| 日 | やること | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 1日目 | 全部の鉢を見て回る。枯れた葉を取り、葉のホコリを拭き、受け皿を洗う | 葉の異変・虫対策・病気・根腐れ |
| 2日目 | 冬に向けた支度。外の鉢を戻す段取り、置き場所と水やり間隔の見直し、肥料は最後の一回、明るさが足りなければ育成ライト | 室内に戻す時期と手順・夏越し・冬越し・水やり・肥料・育成ライト |
| 3日目 | 模様替えを楽しむ。高さを散らす、鉢や鉢カバーの見た目をそろえる | 飾り方・種類別の飾り方・鉢の選び方 |
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1日目: 全部の鉢を見て回る(点検と掃除)
最初の日は、手を動かす前に「見る」ところから始めます。全部の鉢を順番に見て回ってください。 見るのは次のところです。
- 葉の表と裏。いつもと違うところがないか
- 茎。ひょろっと間のびしていないか
- 土の表面。カビやコバエが出ていないか
- 鉢底。穴から根がはみ出していないか
- 受け皿。水が溜まったままになっていないか
ここで枯れてしまった葉を見つけたら、取ってあげましょう。 枯れた葉を取り除くくらいなら、冬でも構いません(くわしくは剪定ガイドに書いています)。 ひととおり見終わるころには、どの鉢が元気で、どの鉢が気がかりか、だいぶ頭に入っているはずです。
葉のホコリを拭く
点検のついでに、葉のホコリも落としてしまいましょう。やり方は、水で湿らせた柔らかい布で、葉を一枚ずつ拭くだけです。 屋外でシャワーをかけて流す方法もありますが、これは暖かい季節向きです。 涼しくなってからは株を冷やしてしまうので、私は布のほうが安心だと思います。 葉の形ごとのやり方は葉っぱの掃除のしかたにくわしく書きました。
ホコリを落とすのは、見た目のためだけではありません。ホコリがたまった葉は乾燥していて、 ハダニが出やすい状態にあると園芸メーカーが解説しています。 霧吹きで葉に水をかける「葉水」にも、ホコリを落とす効果があります。
Amazonで「やわらかい布(マイクロファイバークロス)」を見るAmazonで「葉水用の霧吹き」を見る牛乳やビールで拭くのは、やめておきます
ツヤが出ると言われて、牛乳やビールで葉を拭く方法を目にすることがあります。 けれど、園芸メディアでは注意点が複数挙がっています。 葉裏を拭くと気孔(葉の呼吸の穴)をふさいでしまうこと、糖分が虫を呼ぶこと、 時間が経つとにおいやカビの元になること。この3つです。 私なら、ふつうに湿らせた布で拭くだけにしておきます。
葉のツヤ出しスプレーを使うなら、製品の説明書のとおりに、葉の表面だけにしてください。 使いすぎると油分が葉に染み込んで、シミや枯れの原因になることがあるそうです。
受け皿を洗って、溜まった水を捨てる
最後に受け皿です。溜まった水は捨てて、受け皿を洗っておきましょう。 溜めっぱなしの水は、根腐れの元にも虫の発生源にもなります。 受け皿が古くなっていたら、この機会に替えるのもいいですね。
Amazonで「受け皿」を見る見つけたものは、ここで調べる
点検で気になるものが見つかったら、次のガイドを開いてみてください。 見つけた時点で分かっていれば、慌てずに済みます。
- 葉の色や形がおかしい → 葉の異変ガイド
- 虫がいる → 観葉植物の虫対策ガイド
- 斑点や変色が病気っぽい → 観葉植物の病気ガイド
- 土がずっと湿っている → 根腐れの見分け方と対処
2日目: 冬に向けた支度
2日目は、これから来る冬のための準備です。やることが多く見えますが、 詳しい手順はそれぞれのガイドに任せて、ここでは「何を見直すか」だけを書いておきます。
外に出している鉢を戻す段取りを決める
夏のあいだベランダや庭に出していた鉢がある人は、室内に戻す段取りを考えておきましょう。 戻しはじめる気温の目安や手順は観葉植物を室内に戻す時期と手順にまとめています。 数字はそちらを見てもらうのが確実です。
置き場所を見直す
窓ぎわは、日中は暖かくても夜になるとガラス面がかなり冷えます。葉が窓ガラスに触れないようにして、夜は少し部屋の内側へ寄せてあげると安心です。 もうひとつ、エアコンやヒーターの風が直接当たる場所も避けてください。 乾燥して葉が傷みやすくなります。冬の置き場所の考え方は観葉植物の夏越し・冬越しガイドにもあります。
水やりの間隔を見直す
寒くなるほど、土は乾きにくくなります。夏と同じペースで水をあげていると、 土がいつまでも湿ったままになってしまいます。 私は、カレンダーではなく土を確かめてからあげるのがいちばん確実だと思います。 基本は観葉植物の水やりの頻度と量を見てください。
肥料は10月ごろを最後に
肥料は、10月ごろを最後にして、それ以降は足さずに冬へ送り出してあげてください。 10月の連休なら、その「最後の一回」を済ませるのにちょうどいいタイミングだと思います。 もう11月に入っているなら、今年のぶんはおしまいで大丈夫です。 与え方は観葉植物の肥料ガイドにまとめています。
明るさが足りない場所には育成ライト
冬は日が短くなって、部屋の中も暗くなりがちです。窓から離れた場所に置いている鉢は、 育成ライトで補う方法があります。選び方は植物育成ライトの選び方に書いています。
3日目: 模様替えを楽しむ
最後の日は、お世話というより楽しむ日にしましょう。 点検して、きれいに拭いて、冬支度も終わったら、あとは気持ちよく飾り直すだけです。
高さを散らすと、鉢がごちゃっと見えにくくなります。鉢や鉢カバーの色や素材をそろえるのも、それだけでまとまって見えます。 くわしくは観葉植物の飾り方ガイド、 種類ごとの合わせ方は種類別の飾り方、 鉢の選び方は鉢の選び方ガイドが参考になります。
Amazonで「鉢カバー」を見るひとつだけ、動かすときの注意です。植物は、その場所の光や温度に合わせて、 時間をかけて体をつくり変えていきます。数日おきに環境が変わると、 そのたびに調整をやり直すことになってしまいます。 模様替えが楽しいのは私もよく分かりますが、置き場所を変えるのは今回の1回にして、落ち着ける場所が見つかったら基本は動かさないようにしてあげてください。 理由は初心者がやりがちなNG行動の「置き場所をころころ変える」に書いています。
秋の連休には、あえてやらないこと
連休は時間があるぶん、「ついでに植え替えも」「伸びた枝も切ってしまおう」と思いがちです。 でも、ここはぐっとこらえて春まで待つのがいいと私は思います。
- 植え替え。生長期(おおよそ5〜9月)の作業です。植え替えガイドを見てください
- 強い剪定。生きている枝を切るのは暖かくなってから。剪定ガイドに書いています
- 挿し木。これも生長期の作業です。挿し木・水挿しガイドを見てください
9月のうちならまだ生長期のうちですが、10月に入ってからの連休は、 「手を入れる」より「冬に備えて整える」ほうにまわす時期だと思っています。 鉢底から根がはみ出していた鉢も、あわてて植え替えずに、春いちばんの予定に入れておけば十分です。 やりたい気持ちは、春の楽しみに取っておきましょう。
連休に出かける人へ
旅行や帰省で家を空ける人は、留守中の水やりが気になりますよね。 出かける前のやり方は留守中・旅行中の水やり対策にまとめています。 点検は出発前の1日目に済ませておくと、気持ちよく出かけられると思います。
時間が余ったら、診断で次の一鉢
もし時間が余ったら、次に迎える一鉢を考えてみるのも楽しいですよ。4つの質問の診断では、お部屋の日当たりとお世話の手間から 合う種類を出せるので、よかったら試してみてください。